今回はセイロン諸島について調べてみました。
調べてすぐわかったことですが、実は“諸島”ではなく、単なる「セイロン島」というのが一般的なようです。私のなかではなぜか諸島となっていたのですが、ひとつの島のようで、スリランカの国全体が入っている島国のもようです。つまり、「セイロン島(地名)=スリランカ(国名)」といっても過言ではないでしょう。
アフリカ大陸の東、そしてカンボジアやベトナム、フィリピンなどのアジア諸国の西、加えて、インドや中国の南の島に位置するわけです。
この個所を通過すれば、アフリカ、ヨーロッパへつながるわけですから、先の大戦においても日本にとって重要な意味を持つものでした。当時は日・独・伊の三国同盟を結んでいたわけですが、ドイツ、イタリアへとつながる道を確保するためにも、この島の重要性は高かったわけです。とはいえ、もともと英国の植民地であり、イギリス人がセイロンと呼ぶようにもなったわけですが、英国とも争うようになったものでした。
ただ、考えてみますと、1902年には日英同盟があったわけですので、なぜ、そのような対立することになったのかは不明ですが、年代的にいえば、日本とイギリスの同盟は1923年ごろに失効しているようなんです。このあたり、紆余曲折を経てセイロン島にて対立するようになったのではないかと考えられます。
セイロン島ではイギリスの植民地下にて茶の栽培などが盛んだったことから、今でも茶の生産があるようで、セイロンティーなどと呼ばれているようです。
■モルディブは諸島だ!
一方、こちらはスリランカではなく、モルディブ共和国になりますが、こちらはモルディブ諸島と呼ばれております。海のきれいな高級リゾート地として有名ですが、位置についてはまったくわからない人が多いかもしれません。場所的にはスリランカのすぐ近く、南西の方向にあたりますが、小さな島が点在しているところらへん一帯をさすようです。
ここへはどうやっていくの?という疑問もありますが、マレに国際空港があるらしく飛行機でいけるもようです。
スリランカ航空などを利用していけるようですね。
■結論
セイロンは大き目の島、モルディブは小さな島がつらなった諸島と考えておくとよいでしょう。